「新年会の中締め、急に指名されたらどうしよう…」「部長としてきちんと挨拶したいけれど、何を話せばいいか不安」と悩む方はとても多いです。せっかくの楽しい新年会も、最後の挨拶で空気がシーンとしてしまうと、なんとなくもったいないですよね。
🔻すぐ使える例文を読みたい方はこちら🔻
上司向け|幹事向け|若手向け|シーン別
一本締めの進行例|NG例
この記事では、中締めの基本的な意味や役割をおさえつつ、そのまま使える立場別・シーン別の例文をたっぷり紹介します。上司・幹事・若手社員・取引先がいる場など、さまざまな状況に合わせてアレンジしやすい言い回しを集めました。
最後には、一本締め・三本締めの進行ガイドや、やってしまいがちなNG例もまとめています。この記事を読みながら、自分に合ったフレーズをいくつかメモしておけば、当日指名されても落ち着いてスマートに挨拶できますよ。
中締め挨拶とは?新年会での意味と役割
「中締め」とは、宴会や会合の途中で一度区切りをつけるための挨拶や手締めのことです。新年会では、まだ二次会やその後の自由な歓談が続く前に、一度全体を整える役割があります。
よく似た言葉に「締めの挨拶」がありますが、こちらは完全に会を終了させるときに行うものです。中締めはあくまで「ここまでの会をまとめる」「主催としての挨拶はここで区切る」というイメージです。
効果的な中締め挨拶の基本構成
中締め挨拶は、短く・分かりやすく・前向きに!次の5ステップで十分です👇
① 冒頭のあいさつ
② 感謝の言葉
③ 前向きな一言
④ 「引き続きお楽しみください」など次案内
⑤ 必要に応じて手締めへ進行
💡会場に合わせてすぐ使える例文をまとめました!
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新年会中締めの挨拶例文集【立場別】
ここからは、すぐ使える中締め挨拶例文です!
上司(部長・課長)向け
例文①:オーソドックス
皆さま、本日は新年会にご参加いただき、誠にありがとうございます。年始のお忙しい中、このように社内で親睦を深める機会を持てたことを大変うれしく思います。
本年も私たち一同、一つのチームとして成長できるよう、力を合わせてまいりましょう。まずは健康第一、良いスタートを切って参りましょう。
それでは引き続きご歓談ください。本日はありがとうございました。
例文②:柔らかめ・短め
本日はお疲れさまでした。皆さんの笑顔を拝見できて何よりです。本年も協力しながら、前向きに進んでいきましょう。
以上、中締めとさせていただきます。ありがとうございました。
幹事向け
例文①:丁寧な言い回し
本日は新年会にご参加いただきありがとうございます。皆さまのおかげで、楽しい会となりました。
まだ続きますので、引き続きご歓談ください。今年一年が皆さまにとって良い年となりますように。
以上をもちまして中締めといたします。今後ともよろしくお願いいたします。
例文②:カジュアル
本日はご参加いただき、ありがとうございます!幹事として楽しい会になり大変うれしく思います。このあともぜひ楽しんでください!
以上、中締めとさせていただきます!
若手社員向け
例文①:30秒スマート
皆さま、本日はありがとうございます。今年も少しでもお役に立てるよう頑張ります。引き続きお楽しみください!
例文②:笑いあり
本日はありがとうございます!今年の私の目標は「遅刻ゼロ!」です。どうぞ引き続きご歓談ください!
取引先がいる場のフォーマル例文
本日はご参加賜り誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。引き続きご歓談くださいませ。
ピンチヒッター用
突然のご指名ですが、大変うれしく存じます。皆さまのご健康とご活躍を祈念しまして、中締めとさせていただきます。どうぞ引き続きお楽しみください!
シーン別に使える!印象が変わる中締め挨拶
場の空気に合わせて選べる一言フレーズを集めました。短いからこそ印象に残ります。
短くキレ良くまとめたいとき(30秒以内)
本日はご参加ありがとうございます。本年も力を合わせて頑張ってまいりましょう!以上、中締めとさせていただきます。引き続きお楽しみください!
盛り上がり最高潮のとき
皆さま盛り上がっていますね!今年一年もこの勢いで!以上、中締めといたします。引き続き盛り上がりましょう!
柔らかい笑いで場を和ませたいとき
今年の私の抱負は「飲み会でも最後まで元気!」です。どうぞ無理なくお楽しみください!以上、中締めといたします!
女性社員向けのやさしい言い回し
本日はお疲れさまでした。皆さまの笑顔が見られてとても嬉しいです。引き続きお楽しみください。以上で中締めといたします。
状況に軽く触れながらまとめる例文
とても楽しい会になりましたね。まだまだ続きますので、ぜひご歓談ください。以上、中締めといたします。
取引先・来賓がいる場の無難で丁寧な一言
本日は誠にありがとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。引き続きご歓談くださいませ。
🫡 中締めは挨拶だけで終わりません!
このあと手締めの進行も押さえておくと安心です👇
一本締め・三本締めの進行ガイド
最後につながる手締めのやり方は、スパッとできると評価が高まります。基本だけしっかり押さえましょう。
一本締めと一丁締め・三本締めの違い
・一本締め:よーっ!パン(正式)
・一丁締め:略式で気軽に区切りたい時
・三本締め:重要行事で「9拍×3セット」する格式高い締め
一本締めの進行例(そのまま読み上げ可)
それでは、皆さま本年のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、一本締めで中締めとさせていただきます。皆さま、ご起立をお願いいたします。
それでは、私の掛け声に合わせてお願いいたします。
よーっ!(パン)
ありがとうございました。
三本締めの進行例
それでは、皆さまの更なる発展を祈念いたしまして、三本締めで締めさせていただきます。
よーっ!(3拍×3セット)
ありがとうございました。
散会につなぐ締めの一言
本日は誠にありがとうございました。お気をつけてお帰りください。
避けたい中締め挨拶のNG例
ちょっとした一言で、空気が悪くなったり締まりがなくなってしまうことも…。避けるべきポイントを整理しました。
❌話が長くなりすぎる
せっかく盛り上がった空気が冷めてしまいます。2〜3分以内に。
❌個人的な武勇伝や内輪トーク
特定の人しか分からないエピソードは避けるのが無難です。
❌過度な下ネタや無理な盛り上げ
新年会は“ビジネスの場”としての顔もある行事。節度は大切です。
❌否定・愚痴・疲れ発言
雰囲気を崩す原因に。前向きな言葉でまとめましょう。
💡迷ったら「感謝」と「前向きな一言」。
これだけで印象はグッと良くなります!👇
まとめ~聞き手の記憶に残る中締め挨拶を
中締めは、単なる区切りではなく、
「場を整え、みんなの気持ちをひとつにする」ための大切なひとことです。
迷った時は、次の3つを押さえると安心👇
✓ 短く分かりやすく
✓ 感謝を伝える
✓ 前向きな一言で締める
この記事の例文から、いくつかメモしておけば、急な指名でもスマートに挨拶できます。まずは深呼吸して、落ち着いて笑顔で話してみてくださいね。

